フルトヴェングラーの同演異盤CDを探訪する


by Furtwanglercd
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フルトヴェングラー ザ・グレートEMIレコーディングス

d0135647_1713126.jpgフルトヴェングラー
ザ・グレートEMIレコーディングス
9078782
21枚組

私聴レポート1-1

ベートーヴェン:交響曲第7番
ウィーン・フィル 1950.1

商品広告には、
「1950年1月にウィーンのオリジナル・セッションで録音されたテープがみつかりました。このテープを現存するLPのマスター・テープと比較しても、大変優れた音をしていたため、今回はこの未使用のテープを使用することにしました。このテープの音源が世に出るのは、世界で初めて。」
とある。

第4楽章、女声混入箇所に女声はないが、同じ部分にシュルシュルと異音が混入する。
女声をデジタル処理で消去か?
なので、「オリジナル・アナログ・セッション・テープ」と言っても、
女声混入前のオリジナルなものではなく、女声混入後の「オリジナル」テープ音源のようである。

同演異盤CD比較
DELTA DCCA-0072 ☆
 RCA LHMV-1008盤起し+「第2世代」手法によるノイズ軽減
 高域の伸びが良い。高低の音の差が大きい、分離が良い
(高い音はより高く、低い音はより低く、高低の分離が良く、高低の谷間が大きい)。
 音はふくよかで、背後の空間や空気感も残っている。

東芝 CC35-3164 ◎
 軽度なステレオ・プレゼンス。
 ふくよかで豊かな音。1音1音のエネルギーがダイレクトに伝わってくる。

東芝 TOCE-7530/34 ◎
 軽度なステレオ・プレゼンス。
 各楽器の音の密度が濃く、たっぷりとした音響。
 やや厚化粧的な音ではあるが。


私聴レポート1-2

「バイロイトの第9」
演奏前の部分、TOCE-7534(TOCE-7530/34)の方がはるかに生々しい。

演奏。
「全体に収録レベルが低く、ノイズが少なく聴こえるかわりに臨場感は大きく減退、ステージノイズ、聴衆ノイズも巧みに抑圧されている。」
現場の張り詰めた空気感も一掃。
「最低域のカットで、オリジナルLPやDCCA-0029で聴かれる、16小節付近の、ステージ全体の振動と思われる空気振動のような低音も全くなくなっている。」
工程が多い分、本来の迫力は減退か。

あくまでも私聴レポートであり、嗜好の違いがありますので、悪しからずご容赦願います。
賛否ありましたら、コメントください。
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by FurtwanglerCD | 2011-01-18 23:00 | 2011