フルトヴェングラーの同演異盤CDを探訪する


by Furtwanglercd
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

カテゴリ:Schubert Sym.8( 2 )

d0135647_17374339.jpgフルトヴェングラー/ウィーン・フィル
1950.1
ムジークフェラインでのスタジオ録音
(SP録音)

DELTA
DCCA-0048

LHMV-1020 LP盤起し

演奏は、1音1音が、ちょうどパズルのピースがあるべき位置にはめこまれるかのように、ぴったりとあるべき場所にはめ込まれ、美しい絵画のように、迫ってくるものとなっている。
1952.2.10のベルリン・フィルの同曲演奏とともに、もっと評価されて然るべき、名演。

単なる盤起しではなく、これまでのCDでベールされていたものを削いだような、
明るく光彩ある音色。各楽器があるべき本来の音色で鳴ってくる。
弦楽器群の高低の谷間が明瞭に形成され、木管群の鮮度の良い響きでの名手たちの饗宴。
何度でも繰り返し聴きたくなる。
[PR]
by furtwanglercd | 2008-05-27 23:30 | Schubert Sym.8
フルトヴェングラー/ベルリン・フィル

シューベルト
1.「未完成」1948.10.24 
2.「ザ・グレイト」1942.12

PRICELESS
D-13272(1987)
西ドイツ ポリグラム製 AAD

M様がお貸しくださったレア盤である。
「VOX原盤の日本コロンビアLPと音の歪みやうねりの箇所が共通だったので、
両曲ともVOX/Turnabout 経由(特にクレジットなし)ではないかと思われます。」
とのこと。
両曲とも、強度のステレオ・プレゼンス。

「未完成」の演奏は、巨匠の同曲演奏中、ダイナミクスの変化が最も大きなものである。静謐で夢見るような弱音部、第2主題と、怒涛の戦慄の大ffの対比が凄まじく大きい。
1948年10月24日の演奏は、他に、バッハ 管弦楽組曲第3番、ブラームス 交響曲第4番であり、どれも、空前の名演。この日の演奏会はとてつもなく密度の濃いものであった。

当CDは、ステレオ・プレゼンスであるが、音色が凝縮していて、演奏のダイナミクスの変化の大きさに加え、高低の音色の確かな対比と、その対比の大きさをも聴くことができる。
と言っても、この「未完成」の同演異盤は次の4枚しかない。
1.PRICELESS
2.PALETTE PAL-1073
3.ドイツ協会 TMK-12681
4.ARCHIPEL ARPCD-0119
1&2は入手困難。3&4はノイズリダクションが強く、演奏の凄さを損なっているので、残念。
[PR]
by FurtwanglerCD | 2008-02-25 23:33 | Schubert Sym.8