フルトヴェングラーの同演異盤CDを探訪する


by Furtwanglercd
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カテゴリ:Schubert Sym.9( 5 )

d0135647_11435210.jpgWING
WCD-201

フルトヴェングラー

シューベルト
交響曲第7(9)番「ザ・グレイト」 
ベルリン・フィル
1951.11

ドイツ・グラモフォン VG盤 (variable grade)LVM-72153~6より復刻。
盤起しであるが、エンジニアの緻密な作業によって、大き目のスパイクノイズを除去している。
それによってSPレコードとしては最高峰といわれたVG盤に刻まれたすべての情報をマスクすることなく再現することに成功している。
歯切れの良い弦楽合奏、各楽器の色彩感ある音色とその分離の良さ、空気感と臨場感ある音響などを聴くことができる。
扇形の音響空間で各楽器があるべき音色で、あるべき場所から、あるべき音で鳴ってくるではないか。これこそフルトヴェングラーが1音1音に託したメッセージであろう。
これまでのCDでは聴かれなかった、1951年の戦後ベルリン・フィル黄金期の黄金色のハーモニーを聴くことができる。

同演異盤CD比較
1.DG 415 660-2(427 405-2)(国内盤F35G-50284)
 ハイ落ちだがテープ系では最良 〇
2.DG POCG-2359 (UCCG-370) 1再販 
3.DG 447 439-2 OIBP (POCG-9764)(POCG-3619)
 OIBPで音痩せ ×
4.MYTHOS NR-5007(CD-R) (LPM-180156盤起し) 
 原盤とは趣が異なる ×
5.RX-45 (CD-R) (MG-6007 盤起し) ×
6.RX-4105(CD-R) (米デッカ DX-119 盤起し) 
7.GRANDSLAM GS‐2017 (DG LPM-18015~6 盤起し) 暗い音 ×
8.GREENDOOR GD-2022 (同上) 低域突出 解像度悪い ×
9.OTAKEN TKC-316 (KL-30盤起し) DGよりさらにハイ落ち ×
10.WING WCD-201 (VG盤 LVM-72153~6 盤起し+ノイズ軽減) ☆

シューベルト
交響曲第8(7)番「未完成」 ウィーン・フィル 1950.1

仏VSM(HMV)の初版LP、FALP-317 (2XVH15 22B、M6 174544)盤起し+ノイズ軽減
ムジークフェラインに響くウィーン・フィルの光彩ある響き。
「ザ・グレイト」のベルリン・フィルの音との違いが明確によくわかる。
DELTA DCCA-0048と同じ演奏だが、盤による音色の違いも聴き比べられる好企画。
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by furtwanglercd | 2008-11-11 12:55 | Schubert Sym.9
d0135647_17261531.jpg日本フルトヴェングラー協会
WFJ-13/14

フルトヴェングラー
/ベルリン・フィル

ウェーバー 「魔弾の射手」序曲
ヒンデミット
 交響曲「世界の調和」 初演
 以上 1952年12月8日
シューベルト 「ザ・グレイト」
 1953年9月15日
ティタニア・パラストでのライブ

RIAS音源。
東芝製。

これは全曲、驚くほどの高音質。
2チャンネル録音?
ステレオかと思わせる高音質。
会場の最前列にいるかのような音響(マイクの位置?)。
DBが左、Vnが右、木管群が中央、金管とTiは奥から生々しく前面に鳴ってくる。
音は豊かでふくよかで瑞々しい。音色は抜群に良い。


この音をコピーすると、Elaboration(魔弾の射手)やEMBLEM(グレイト)になり、楽音を削ぐとTAHRAの音になるのを実感できるかもしれない。
当盤グレイトの音質について、芳しくない評価がなされているようだが、本当に「芳しくない音」なのだろうか?
当方は上記のように聴き、RVCSUITE盤以上ではないかと感じた。

そもそも当盤の演奏と音質についてはほとんど情報がないので、
これまでお聴きになられたり、分析された方の評価をご教示いただきたいと願っております。
公開ないし非公開コメントにていただければ助かります。

また、愛好諸氏の方々には喜んでレンタルいたしますので、ご非公開コメントなどでお知らせください。
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by furtwanglercd | 2008-06-03 23:25 | Schubert Sym.9
フルトヴェングラー/ウィーン・フィル

1953.8.30

ザルツブルクでのライブ

DELTA
DCCA-0044

LPのノイズはなくテープ音源かと思わせるが、
RX-特別盤も盤起しながらLPノイズは皆無なので、音源は不明。

楽章間のインターバルもすべて収録。
オーディエンスノイズもリアルで臨場感がある。
Vnに厚みがあり、闇夜を切り裂くが如き凄まじさ。
低域は豊かでふくよか。

同演異盤CD
1.VIRUTOS 2697362 全楽章間のインターバル収録 未聴
2.英EMI CHS-5 65353 2(東芝EMI TOCE-8467/8)
  アイヒンガー&クラウスのリマスター 音の周辺成分カット ×
3.東芝EMI TOCE-3750
  HS-2088リマスターで、さらに音の線が細い ×
4.SERENADE SEDR-2024(CD-R)
  実在感と迫力ある音、音色も良好 ◎
5.ORFEO C409 048 L(8CD) 
  アイヒンガー&クラウス+α ×
6.TAHRA FURT-1095/7
  クンツ・コレクション △
7.RX-53(特別盤もあり) 
  臨場感ある豊かな音 音色の光彩 ☆
8.DELTA DCCA-0044
  入手できるCDの中では最良 ○
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by Furtwanglercd | 2008-01-24 12:50 | Schubert Sym.9
フルトヴェングラー/ベルリン・フィル

1953.9.15
ティタニア・パラストでのライブ

RX-4204(CD-R)

日本CETRA K22C-185 テスト盤起し
臨場感のある、重厚な音。
第2楽章のノイズのビリ付が残念。
当演奏の場合、RVCSUITEという双璧の名盤があるが、
盤起しとしては成功している。

こちらは、当日の「未完成」。
CONCERTO
CON-13
MPO製のステレオ・プレゼンス。
各楽器のまとまりが良く、音に密度があり、演奏と相まって引き込まれてします。



今回の「RXを聴く」シリーズは完結
第1回 シューベルト 「ザ・グレイト」 1953.8.30 RVC盤起し
第2回 ブラームス Sym.1 1953.5.18 GREENHILL盤起し
第3回 ベートーヴェン Sym.7 1953.4.14 ワルター協会盤起し
第4回 ベートーヴェン Sym.3 1947.11 SP盤起し
第5回 ベートーヴェン Sym.3 1950.6.20 RVC盤起し
第6回 シューベルト 「ザ・グレイト」 1953.9.15 CETRA盤起し

これらのRXは、盤起しとしての一つの理想の姿を示しているといえるのではないだろうか。
今や入手困難であるが、同等音質で万人向けになることを希望するしだいである。

今回、RXを聴くよう促してくださり、貴重なコレクションをお貸しいただいたN様に感謝します。
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by FurtwanglerCD | 2008-01-09 12:50 | Schubert Sym.9
d0135647_13462952.jpgフルトヴェングラー/ウィーン・フィル

1953.8.30
ザルツブルク音楽祭ライブ

RX 特別盤(CD-R)

レジェンド・オブ・ミュージック RCL-3336 盤起し

他にRX-53も同盤起しであるが、当特別盤の方が音が良いようである。
楽章間のインターバルがカットされておらず。第1楽章と第2楽章の間、第3楽章と第4楽章の間は当日のままになっている。
スクラッチノイズは皆無。アナログ的な硬質で密度と温かみのある音。

ウィーン・フィルの優雅典雅なサウンドがそのまま再現されている。
Vnの飛翔するかの如く浮揚するサウンドで、無重力状態にいざなわれる。温かみのあるVc・DBとの掛け合いも格別。
第2楽章、第2主題のVnの最高音など、絶世の美しさ。
「聴き惚れる」とは、この盤のこの演奏のことを言うのだと思う。

LPの音はすばらしいのだろうし、
マスター・テープも良いらしいので、そのままの音で、万人向けリリースを要望したいものだ。

RXの愛好収集家であるN氏が、予てから、HPに取り上げていないCDをお聴きくださいと親切にお薦めくださっていたのだが、この度実現して、RXシリーズを何枚もお貸しくださった。
グリーンヒルのブラ1、ワルター協会のベト7(1953.4.14)など、「RXを聴く」シリーズを予定。
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by FurtwanglerCD | 2007-12-29 05:45 | Schubert Sym.9