フルトヴェングラーの同演異盤CDを探訪する


by Furtwanglercd
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d0135647_17412978.jpg日本フルトヴェングラー協会
WFJ-65/66

フルトヴェングラー/ベルリン・フィル
ヴィースバーデン・コンサート
(1949.6.10)

プフィッツナー:歌劇「パレストリーナ」より3つの前奏曲
モーツァルト:Sym.40
ブラームス:Sym.4

ボーナス・トラックとして、
モーツァルト:Sym.39(1942/43演奏と1944.2.7/8演奏の2種類)

どれも音が良い。
ヴィースバーデン・コンサートは、マスターテープからのCD化で殊のほか音が良い(マスターテープかそのコピーを協会が所有しているということだろうか?)。
当日の演奏を、マスターテープ音源でこれほどの音で聴けるのはうれしいことである。

プフィッツナーの曲は、曲にもよるが、フレーズの立ち上がりとエンディングが会場の空気に溶け込んでいて、巨匠のタクトの動きを感じることができるのではないだろうか。

ブラームスの交響曲第4番は、
「同曲の博士の全録音中、熱気を孕んだ緊迫力、強弱の振幅とスケールの大きさ、息詰まるような即興性など巨匠の特徴が最高度に表れた演奏」
と評価されており、臨場感ある良い音で聴くことができる。
演奏については、こちらも参照。

ボーナス・トラックとして、モーツァルト39番の2演奏を聴けるのも好企画。
この2演奏も音が良い。盤起しではなくテープ音源。所有所蔵先については不明。
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by furtwanglercd | 2008-11-14 23:54 | Brahms Sym.4
d0135647_11435210.jpgWING
WCD-201

フルトヴェングラー

シューベルト
交響曲第7(9)番「ザ・グレイト」 
ベルリン・フィル
1951.11

ドイツ・グラモフォン VG盤 (variable grade)LVM-72153~6より復刻。
盤起しであるが、エンジニアの緻密な作業によって、大き目のスパイクノイズを除去している。
それによってSPレコードとしては最高峰といわれたVG盤に刻まれたすべての情報をマスクすることなく再現することに成功している。
歯切れの良い弦楽合奏、各楽器の色彩感ある音色とその分離の良さ、空気感と臨場感ある音響などを聴くことができる。
扇形の音響空間で各楽器があるべき音色で、あるべき場所から、あるべき音で鳴ってくるではないか。これこそフルトヴェングラーが1音1音に託したメッセージであろう。
これまでのCDでは聴かれなかった、1951年の戦後ベルリン・フィル黄金期の黄金色のハーモニーを聴くことができる。

同演異盤CD比較
1.DG 415 660-2(427 405-2)(国内盤F35G-50284)
 ハイ落ちだがテープ系では最良 〇
2.DG POCG-2359 (UCCG-370) 1再販 
3.DG 447 439-2 OIBP (POCG-9764)(POCG-3619)
 OIBPで音痩せ ×
4.MYTHOS NR-5007(CD-R) (LPM-180156盤起し) 
 原盤とは趣が異なる ×
5.RX-45 (CD-R) (MG-6007 盤起し) ×
6.RX-4105(CD-R) (米デッカ DX-119 盤起し) 
7.GRANDSLAM GS‐2017 (DG LPM-18015~6 盤起し) 暗い音 ×
8.GREENDOOR GD-2022 (同上) 低域突出 解像度悪い ×
9.OTAKEN TKC-316 (KL-30盤起し) DGよりさらにハイ落ち ×
10.WING WCD-201 (VG盤 LVM-72153~6 盤起し+ノイズ軽減) ☆

シューベルト
交響曲第8(7)番「未完成」 ウィーン・フィル 1950.1

仏VSM(HMV)の初版LP、FALP-317 (2XVH15 22B、M6 174544)盤起し+ノイズ軽減
ムジークフェラインに響くウィーン・フィルの光彩ある響き。
「ザ・グレイト」のベルリン・フィルの音との違いが明確によくわかる。
DELTA DCCA-0048と同じ演奏だが、盤による音色の違いも聴き比べられる好企画。
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by furtwanglercd | 2008-11-11 12:55 | Schubert Sym.9