フルトヴェングラーの同演異盤CDを探訪する


by Furtwanglercd
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d0135647_12214289.jpgフルトヴェングラー 2010年に発売された
CDの中からのベスト7。

1.チャイコフスキー「悲愴」
  ベルリン・フィル 1938.10
  DELTA DCCA-0067
2.ブルックナー 交響曲第8番
  1949.3.14,15
  WING WCD-204
3.ベートーヴェン 交響曲第7番
  ウィーン・フィル 1950.1 
  DELTA DCCA-0072
4.バルトーク ヴァイオリン協奏曲
  日本フルトヴェングラー協会 WFJ-79/80
5.ベートーヴェン 交響曲第5番 ベルリン・フィル 1926 
  フルトヴェングラー・センター WFHC-021/022
6.ブラームス ドイツ・レクイエム ウィーン交響楽団 1951.1.25 
  WFHC-023
7.ブラームス 交響曲第1番 ウィーン・フィル 1947.8.13
  WFHC-024

1、3は、SP盤起しであるが、エンジニアの緻密な作業により大きなノイズを軽減している(いわゆる「第2世代復刻」と言われる手法)。この方式が原盤原音をダイレクトに再現することはこの数年で実証されてきた。特にSP盤起しとなると単なる「盤起し」との差異はLP盤起し以上に大きなものとなる(一昨年のシューベルトの「ザ・グレイト」(1951録音)等)。
1の「悲愴」、1938年の太古の録音とは到底思えない音である。今まさに眼前で演奏が繰り広げられているようなリアルなサウンド。ベルリン・フィル黄金時代のサウンドを堪能できる。「エグモント」(1933)、「コリオラン」(1947.11.25 ウィーン・フィル)も従来CDのぼやけた音を遥かに凌駕する生々しい音。
3、従来のCDでは、音にベールが掛けられたようになり、この演奏の数割しか聴くことができなかったのだろう。当復刻ではそのベールが解かれ、迫真迫力、演奏のパッションがダイレクトに再現される。楽器の音は生々しく、音色には密度がある。重厚な低域、浮揚する高域、分離も明瞭明晰で、生の音と音色になっている。
4、LPの音がダイレクトに再現される。ふくよかな低域、ホールトーン、足音も聴かれ、本来の音。

2009年
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by FurtwanglerCD | 2010-12-20 12:17 | 2010
d0135647_1245670.jpgブルックナー:Sym.8
フルトヴェングラー/ベルリン・フィル
第1、2楽章 1949年3月14日
第3、4楽章 1949年3月14日、15日の編集バージョン

1949年
3月14日
ダーレム ゲマインデハウス(ティタニア・パラストとの意見もあり)における聴衆なし放送用録音 SFB収録 
3月15日
ティタニア・パラストにおける聴衆ありライブ RIAS収録

WING
WCD-204
日本フルトヴェングラー協会提供グレード・アップ・シリーズ第5弾

仏パテ社LP FALP850/1 未通針盤 盤起し+「第2世代」技術によるノイズ軽減。

エンジニアノートによると、このLPは、「モノラルカッティングで制作されており、芯があって分厚く、迫力が凄まじい録音で巨匠の名演を堪能することができる」
ということだが、そのように芯がある生々しい自然な音である。

高域は潤いがあり澄み渡る清らかな音色。低域はマイルドな音で自然な威力があり、雄弁。楽器間の分離が良く、高低の対比が明瞭。各楽器があるべき場所からあるべき音と音色で再現される。眼前にステージを見、今まさに演奏されている音を聴くようである。
「第2世代」技術の醍醐味が発揮されている。

3.14、15の編集バージョン 主な同演異盤CD比較
1.EMI TOCE-6521/2 ブライトクランク △
2.CE28-5590/1 MONO △
3.TOCE-8514 黒ジャケ ×
4.TOCE-3011 岡崎リマスター 金属的人為的リマスター×
5.TOCE-3787 「永遠のフルトヴェングラー」 岡崎リマスター×
6.TOCE-14045 × 
7.DANTE LYS-244 音色なし ×
8.URANIA URN 22.128(独エレクトローラLPからの盤おこし) ×
9.MYTHOS NR-1010~11(仏HMV FALP-850/1盤起し ) 人為的で原盤を損なう ×
10.WING WCD-204 ☆
11.EMI SACDはいかに?
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by FurtwanglerCD | 2010-12-07 12:03 | Brukner Sym.8