ブルックナー:交響曲第5番 1951.8.19 日本協会
2009年 10月 09日
WFJ-75/76
フルトヴェングラー
/ウィーン・フィル
1951.8.19
ザルツブルク音楽祭ライブ 全曲
メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」序曲
マーラー:「さすらう若人の歌」
(バリトン)ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ
ブルックナー:交響曲第5番
会報より
「1985年5月に会員へ限定頒布した2LP(WFJ-6/7)のマスターテープより直接CD化。」
「この録音の特徴は巨大なスケールの空間的形式意識と内容上の緊張といったものを超える、音楽の自発性と響きの色彩にあり、それは巨匠とウィーン・フィルの出会いが孕む奇蹟によってのみ可能。冒頭より聴き手をエレガントで燦めく様な緊張が包み、そして一つの回想へと導き、第1楽章と第4楽章による強烈な形式的枠付けが従来これ程に、わけても原典版に基づく演奏で成就されたことは絶えて無かったのです。」
マスターテープは本当に音が良いのだろう。その音の良さはよくわかる。
CD化に際し、若干、高域はドライ、低域はボンついているかもしれない。
このマスターテープが現代のホールで大音量で流れたら、どれほどすごいことか。
(某メーカーでトスカニーニ/ホロビッツのチャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番のLPだかマスターテープだかをホールに再生して収録したCDがあったが)