フルトヴェングラーの同演異盤CDを探訪する


by Furtwanglercd
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バイロイトの第9 バイエルン放送音源 ORFEO

d0135647_1542464.jpgフルトヴェングラー/
バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団

1951.7.29

ORFEO
C754081B

18'10 11'56  19'23  25'01

発売元にリマスター担当について尋ねたところ、
ORFEOからの返答として、
"The mastering is done by Christoph Stickel who also does all the CD-masters
for the Kleiber releases."
とのコメントを頂いていた。

バイエルン放送音源ではあるが、センターCDとは、リマスターが異なり、音質も異なる。
演奏について。
第1楽章、第4楽章序奏の構築力、
第3楽章第2主題、第4楽章、序奏後のテーマの生成と変遷の「美」など、神々しく、威光を放つ。

音質について。
センターCDについてのセンター会報のビジュアルな音質分析によれば、
センターCDは、「音質及びダイナミックスは何もいじらずにストレートにCD化されている」とある。
ORFEO盤は、良くも悪くも、最近のリマスター傾向同様、聴きやすく調整されている。
センターCDと比べて、音の厚みと逞しさは減退、高域はシャリシャリと細く、低域の解像度も劣る。
もちろん、センター会報にあるようなビジュアルな分析を待たなければならないが。

今回のORFEO盤登場によって、センターCDの価値が減じることはないし、
ましてや、従来のEMI系音の価値も減ずることはない。

真摯に、2種類の「バイロイトの第9」を聴きたいと思う。
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by Furtwanglercd | 2007-12-21 15:00 | Beethoven Sym.9