フルトヴェングラーの同演異盤CDを探訪する


by Furtwanglercd
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「ストックホルムの第9」 DELTA

フルトヴェングラー/
ストックフルム・フィル
1943.12.8ライブ

DELTA
DCCA-0043

ORFEOの「バイエルン放送音源」「バイロイトの第9」の影に隠れてしまったが、
こちらの「第9」もリリース。
センター、ORFEOに次いで、当演奏を聴いてしまうと、音質、演奏とも聴き劣りしてしまう部分も多いが、第3楽章や第4楽章のテーマの生成と変遷など、なかなか感動的である。
オーケストラが巨匠の薫陶を受け、そのタクトに俊敏に反応し、一大作品を構築していく貴重なドキュメントである。

音質について。
アメリカ協会とは異なるワウが持続するが、ナチュナルな音色で、音は密度が濃くしっかりしており、細かな部分まで明瞭に再現される(第4楽章間奏部など特に)。
貴重な日本フルトヴェングラー協会LP盤起しではないだろうか(個人的憶測)。

DELTAは、先のローマでのベートーヴェン・シリーズと言い、今回のリリースと言い、
見過ごされがちな巨匠の芸術作品にスポットライトを当て、良好な音質で、万人向けに復刻してくれている。その仕事に賛辞を送りたい。

1.アメリカ協会 WFSA-2002 
2.Music&Arts CD-2002(1と同一) ◎
3.Sevenseas KICC-2348 △
4.TAHRA ×
5.DANTE LYS-066 ×
6.ARCHIPEL ARPCD-0173 ×
7.RX-74
8.DELTA ◎
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by FurtwanglerCD | 2007-12-24 06:10 | Beethoven Sym.9