フルトヴェングラーの同演異盤CDを探訪する


by Furtwanglercd
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「ニコライ・コンサートの第9」 1952.2.3 DELTA

d0135647_1255198.jpgフルトヴェングラー/ウィーン・フィル
1952.2.3
ムジークフェラインでのライブ

DELTA
DCCA-0054

演奏は、ウィーン・フィルだけあって、流麗さと細部に至るまでの彫の深さで、
「バイロイトの第9」以上の完成度を誇る。
一度は、音を出していただきたい演奏である。

第3楽章、1分28秒のレベル変動、第4楽章の音飛び(12分54秒付近 Alla marcia後の管弦楽による間奏部分-ここの間奏部の流麗さと推進力は見事である) 、合唱最後の"Elysium"の音質劣化の程度、微細であるが「サー」というノイズの持続(DISQES REFRAINは大きい)などが、DISQES REFRAIN DR910003-2と同じなので、DISQES REFRAIN と同じテープを音源として使用していると思われる。
但し、第1楽章冒頭の途切れはない。

DISQES REFRAIN に比べて、ノイズは微細で、聴きやすい。
Vnの高音は音色が凝縮していて聴き栄えは良い。低域も重厚、明瞭で、高低の分離も良い。
木管、金管も明瞭。ソリストはマイクに近いようで大きく、コーラスもほぼすべてが入りきっている。
DISQES REFRAIN に比べると、高域はシャープでかすれ、低域はかさついている。
それでも万人向けの好復刻であろう。
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by furtwanglercd | 2008-12-01 12:15 | Beethoven Sym.9