ベートーヴェン:Sym.5 (1954.5.23) DELTA
2008年 12月 26日
ベートーヴェン
Sym.5(1954.5.23)
ベルリン・フィル
Sym.1(1952.11.29)
ウィーン・フィル
DELTA
DCCA-0055
Sym.1の開始前と終演後の拍手、楽章間のインターバル収録、
Sym.5の持続するノイズ、第3楽章38秒付近の音の歪み、3分48秒以降の人の声のようなノイズ、などから、NUOVA ERAと同じテープ音源と推測される。
Sym.5
音色が良い。Vnの音色は明るく美しい。ホルンやTrpもリアルな音。
第1楽章第2主題や第3楽章のVnの浮揚感も格別。
低域は、自然な音色と大きさで、迫力ある仕方で鳴ってくる。
Sym.1
エネルギッシュな名演で、もっと高く評価されて然るべき演奏。
こちらはムジークフェラインに響くウィーン・フィルの音色。
Sym.5(1954.5.23)の同演異盤CD比較
1.NUOVA ERA 013.6305(013.6300(6CD))◎
2.日本フルトヴェングラー協会 WFJ-12 ☆
3.VIRUTOSO 2697192(国内盤は FV-3004) 音色なし ×
4.TAHRA FURT-1008/11(FURT-1009に収録) 残響付加 △
5.TAHRA FURT-1032/3(3演奏)=FURT-1009 △
6.TAHRA FURT-1054/7 残響なし 音色なし ×
7.TAHRA FURT-1067/70(FURT-1068) 6とは異なる ×
8.EMBLEM E-F4003 △
9.MUSIC&ARTS CD-869(2CD=CD-4869) デジタル的 ×
10.M&B=MUSIC BRIDGE MB-4301(6CD、CD-R) ☆
日本協会同様のステレオ・プレゼンス。音が良い。自然な素の音。会場の臨場感、空気感あり。
地鳴りのような低域の解像度が高い。
11.DELTA DCCA-0055 〇